皆さん、こんにちは。
不動産鑑定士の池田孝(いけだたかし)です。
実は、本日45回目の誕生日を迎えました。FB等で沢山のお祝いメッセージを頂きありがとうございました。
四捨五入をすると50歳という年齢になりましたし、新卒で銀行に入社した時の支店長やらお偉いさんと同い年になったなんて。当時の45歳の方々のようにしっかりした人間になれているかというと、少し疑問??ですが、健康に生きているという事実だけでも感謝しています。
45年前に本当に大変な思いをて産んでくれた母に感謝しています(あとで手紙を書きます)。
今回は不動産鑑定と離れて、最近読んだ本をご紹介します。
本日は、
「100%幸せな1%の人々」 小林正観 著
という本です。著者は既にお亡くなりになられていますが、この本を読むきっかけは家内が読んでいて、いい本だよと勧められたことからでした。確かに、私の人生を修正してくれた1冊です。
この本を読んだのは2008年頃でした。当時の私は中村天風さん、安岡正篤さん、森信三さん、稲盛和夫さん等々の著書や司馬遼太郎さんの歴史小説を通勤電車で読み漁っていました。なかでも、中村天風さんから受けた影響は大きく、自分自身の考え方、生活習慣をガラッと変えていただきました。そんな時にひょんなことから出会い、そして読んでみて影響を受けたのが本書でした。
中村天風さんから思いや考え方、そしてそれを発する言葉の重要性を学び、自己を変えていく、自分の人生を切り拓いていくを学び、私なりに努力をはじめていましたが、仕事が少し忙しくなると、元の安易な自分に戻っていく。そして、また本を読み、意識を強くして自分を変えていく、そんな生活を繰り返しながら少しずつ、自分を高めている最中にこの本と出会いました。
歴史を振り返り人生を切り拓いて成功してきた賢人の経験や体験等を基に、その共通項をピックアップして簡単な言葉でまとめている本です。
僕の主観ではありますが同じような書物で安岡正篤さんや稲盛和夫さん等は内容や書き方が男性的な読み物であるのに対し、小林正観さんは女性的な読み物かなと感じています。たぶん、斎藤一人さんが好きな方はこの本は受け入れやすいかもしれません。
~はじめに~ の文章で私はこの本が好きになりました。
(一部要約)
誰でも「幸せ」になれる。そして、「幸せ」になるのに要する時間は一瞬。どうするか。
それは「すべてを受け入れる」こと。
今この瞬間に、自分に起きたことやこれから起こることは、「すべて自分が成長するために必要だ(った)」と、受け入れさえすれば、手に入るものなのです。
ある人は「足るを知る」って言葉に置き換え、またある人は「感謝」という言葉に置き換える。まさしくこれだなぁ、と感じました。
そして、今回改めて読んでまた感じたことが増えました。
「念を入れて生きる」人生はただそれだけ
という言葉でした。
そして、本文中には次のような記載がありました(一部省略)。
「念」という字は「今」の「心」と書きます。「念ずる」とはただひたすら今を大事にする心であり、今、目の前の人を大事にし、今、目の前のことを大事にすることに尽きるのです。「今日寝て起きたら、明日」ではなく「今日寝て起きたら、起きたときは今日」なのです。
明日という日は永久に来ません。常に今日、今、目の前に存在している人を大事にし、やるべきことをひたすら大事にやっていく。人生はただそれだけのようです。
ということで、私の今年のテーマは「念」にしました。
しっかりと今を大切に活き切ります!!!
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